ポルシェ カイエンGT/GTSクーペ(仮)スクープ写真《APOLLO NEWS SERVICE》

ポルシェが開発をしていると見られる『カイエン』シリーズ最強モデル、『カイエンGTクーペ』または『カイエンGTSクーペ』の市販型プロトタイプが、ニュルブルクリンクで初の高速テストを開始した。

ほぼフルヌード状態のプロトタイプ車両ではあるが、リアバンパーには『911GTS』風の2本のセンターマウントエキゾーストパイプと、台形のフェイク排気口がまだ装着されており、これが生産仕様でないことがわかる。

フロントエンドにはポルシェのブランド・アイデンティティ、4ポイントヘッドライトや6つの大きな吸気口を装備し、『カイエン ターボS E-ハイブリッド クーペ』と同じデザインが見てとれる。


撮影したカメラマンによると、社内で「ライオンプロジェクト」と呼ばれるプロトタイプは、「途方もなく早かった」といい、その高性能ぶりが予想される。

それもそのはずだ。パワートレインは、現行型カイエンターボクーペの最高出力541ps、最大トルク770Nm、0-100km/h加速3.7秒のパフォーマンスに対し、ライオンプロジェクトでは『パナメーラ ターボS-Eハイブリッド』から流用される4.0リットルV型8気筒+モーターのプラグインハイブリッドを搭載。最高出力はカイエン史上最強となる800ps以上、0-100km/h加速は3秒以下と噂されている。

ワールドプレミアの時期はつかめていないが、最速で2020年内のデビューも期待できそうだ。

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