KDDIは5月11日、位置情報ビッグデータを使ってゴールデンウィーク期間中の全国主要観光地12カ所の人の流れを分析した結果を発表した。
位置情報ビッグデータは、KDDIと沖縄セルラー電話のユーザーから個別に同意を得た上で、匿名化した上で加工した位置情報と属性のデータを収集したもの。
それによると観光地12カ所の来訪者は、緊急事態宣言に伴う外出自粛要請の影響で、すべての観光地で前年よりも来訪者が減少した。とくに全観光地で県外の来訪者は前年比9割以上の減少となった。
全体の来訪者が最も減少したのは伊勢神宮周辺で96.9%減となった。次いで金沢市兼六園周辺で95.2%。最も減少率が小さかったのは湯布院周辺で67.7%減。
県外からの来訪者が最も減少したのは金沢市兼六園で99.6%減、次いで伊勢神宮周辺で99.4%減、道後温泉周辺が98.8%減、浅草雷門周辺の97.5%減と続く。
GW期間中の主要観光地の訪問者、エリア外からは9割減 KDDI調査
2020年05月12日(火) 10時30分