戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期自動運転、東京臨海部実証実験記者発表会(2019年10月15日)《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》

日本自動車工業会は4月22日、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから7月6〜12日に予定していた、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動運転(システムとサービスの拡張)」実証と連携した、自動運転実証の公開の延期を決定したと発表した。

自動運転実証の公開は、東京オリンピック・パラリンピック2020開幕前のイベントとして計画していた。オリンピック・パラリンピックが2021年に延期され、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから延期する。

自動運転実証は7月6日から12日までの7日間、自動車メーカーなど、10社が参加して自動運転レベル2〜4の自動運転車両80台を使って、羽田空港地域、羽田〜臨海副都心・都心部、臨海副都心地域で実証・デモ走行する予定だった。オリンピック・パラリンピック前に実施して、世界各地から来日した人たちに、日系自動車メーカーが開発した自動運転車をアピールする予定だった。