カルマ・レヴェーロ GT (北米仕様)《photo by Karma Automotive》

カルマオートモーティブは、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2020において、『レヴェーロGT』(Karma Automotive Revero GT)の欧州仕様車を初公開すると発表した。

カルマオートモーティブは、プラグインハイブリッド(PHV)の4ドアスポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車のレヴェーロGTを生産・販売している。

レヴェーロGTのハイライトは、BMWから供給を受けるエンジンだ。BMWの3気筒ガソリンターボエンジンを、発電専用に使用する。モーターは、最大出力535hp、最大トルク76kgmと強力だ。この効果で、0〜96km/h加速は4.5秒と、従来モデルに対して1秒短縮した。

また、バッテリーはリチウムイオンで、1回の充電での航続はおよそ130kmだ。バッテリー残量が少なくなると、発電専用のBMW製エンジンが始動し、航続は最大およそ580kmまで伸びる。

カルマオートモーティブは、ジュネーブモーターショー2020において、このレヴェーロGTの欧州仕様車を初公開する予定だ。フランス、スウェーデン、スペイン、オランダなどのディーラーネットワークを通じて、欧州市場で発売する、としている。

カルマ・レヴェーロ GT (北米仕様)《photo by Karma Automotive》 カルマ・レヴェーロ GT (北米仕様)《photo by Karma Automotive》 カルマ・レヴェーロ GT (北米仕様)《photo by Karma Automotive》 カルマ・レヴェーロ GT (北米仕様)《photo by Karma Automotive》