トヨタの米国インディアナ工場《photo by Toyota》

ボッシュ(Bosch)は、2020年の世界自動車生産台数が、3年連続で減少するとの予測を発表した。

ボッシュは、2020年の世界自動車生産台数が、およそ8900万台になると予想している。これは、2019年実績に対して、2.6%の減少となる。

8900万台という数字は、2017年実績よりも、ほぼ1000万台少ない台数だ。ボッシュは、世界自動車生産のピークが、2017年だったと認識していることになる。

なお、ボッシュは、今後数年に渡って、この水準が継続すると予測している。2025年よりも前に、世界の自動車生産台数が増加することはないと見ている。

ボッシュは、自動車業界の過剰生産能力とパワートレインテクノロジーミックスへの変化を考慮し、コスト構造の見直しを継続していく、としている。

日産 ジューク 新型の生産が開始された英国サンダーランド工場《photo by Nissan》 アコードを生産するホンダ米オハイオ州メアリーズビル工場《photo by Honda》