充電中のアウディ e-tron スポーツバック《photo by Audi》

アウディ(Audi)は1月17日、EVなどの電動車向けの充電インフラの整備に、ドイツ国内でおよそ1億ユーロ(約122億円)を投資すると発表した。電動車の普及を加速させるのが狙いだ。

アウディは2022年半ばまでに、ドイツ国内の工場において、駐車スペースの1割に充電器を設置し、EVなどの電動車を充電できるようにする計画だ。アウディによると、ドイツ企業が行う最大の充電インフラプロジェクトになるという。

アウディは今回の投資によって、電動車両向けに4500以上の充電ポイントをドイツ国内で追加設置する計画だ。インゴルシュタット工場にはおよそ3500、ネッカースウルム工場には、およそ1000の充電ポイントを追加する。

インゴルシュタットやネッカースウルム工場では、出力21メガワットの充電インフラが、すでに利用できる。 アウディによると、これは、人口1万4000人の小さな町の電力消費量に相当するという。

さらに、ミュンヘン空港のアウディトレーニングセンターにも、充電設備がある。ここでは、出力2.1メガワットの充電能力を備える、としている。

充電中のアウディ e-tron スポーツバック《photo by Audi》 充電中のアウディ e-tron スポーツバック《photo by Audi》 充電中のアウディ e-tron スポーツバック《photo by Audi》