ヤマハ発動機のグループ会社で、米国で金融サービスを展開する「YAMAHA MOTOR FINANCE CORPORATION U.S.A.(YMFUS)」は1月15日、これまで米国金融機関と提携していたプライム層向け金融プログラムを自社サービスに切り替えたことを発表した。
これにより、米国におけるあらゆる層の個人客および販路向けの金融プログラムを、すべて自社サービスとして提供できることになった。
ヤマハ発動機は、2018年12月発表の現中期経営計画にて、顧客との結びつきを強め、また安定した収益を確保するための金融サービス事業を重要戦略の一つと位置づけ、地域および事業領域拡大を行い、2021年末に債権残高4500億円規模を目指している。今回の米国における金融サービス事業の拡充は、この中期経営計画に沿った事業領域拡大の一環。なお、1月には同提携金融機関より、プライム層の個人顧客向けローン債権を購入している。
同社は今後も魅力あるファイナンスプログラムの提案を行うことで、顧客が同社製品を購入しやすい環境を整え、販売拡大に繋げていく。
ヤマハ発動機、米国の金融サービス事業を拡充
2020年01月16日(木) 09時30分
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