4月28日を(ヨイツヤ)として"洗車の日"と定めているAAAL(オートアフターマーケット活性化連合)が、東京オートサロン2020に出展、記者会見を開催した。
10日の記者会見にはオートアフターマーケット活性化連合・住野公一代表、日本オートケミカル工業会・渕田昌嗣理事長、全国自動車用品工業会・菱田保之理事長、そして展示ブース出展企業9社、洗車の日ブース協力企業4社が一斉に集い、昨今の洗車事情の説明や自社製品のPRなどを行った。
GfK Japanが全国のドライバー約1万5600名を対象に行ったアンケートによると、過去1年以内に「自家用車の洗車を行った」と回答したドライバーのうち、約半数が10年前に比べて洗車機会が減ったと回答したとのこと。この原因についてGfK Japanは、「車のコーティングの普及が背景にあるのでは」と述べていた。
自動車用品小売業協会(APARA)としては、まだまだ自動車オーナーに対する啓発が足りないという見方もあり、近年進化しているカーケミカルなどを、もっと安心安全ドライブのために告知していくことが重要と見ている。たとえばガラス撥水剤など、業界では知らない人がいないと言われているような製品でも、お客さんによってはまったく知らないといった現象が起きているという。これらを売り場や「洗車の日」のイベントなどによってお客さんに商品の存在を知ってもらうのが大事というわけだ。
これに伴い、4月28日の洗車の日の前後、春先に洗車用品のPRを行うことが、消費者啓発につながるとAPARAは見込んでいる。
「エンジン添加剤など、車の外側だけでなく、中もキレイにするものも洗車用品とし、"洗車"というキーワードを広げることが、安全と安心を届ける」とした上で、「技術の進化、例えば自動運転といったように、安全安心は当たり前の時代となる。しかし、レンズやセンサーの汚れなどで、従来では起こり得なかったことも起こっている。それに対応した商品の開発、告知が今後は大事になってくる」と結んだ。
「洗車」をキーワードに安心安全なドライブ、4月28日は洗車の日…東京オートサロン2020
2020年01月12日(日) 20時30分
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