ソニーVISION-S(CES 2020)《photo (c) Getty Images》

ソニー(SONY)は1月7日(日本時間1月8日未明)、米国ラスベガスで開幕するCES 2020において、同社の最新モビリティ技術を搭載したコンセプトカー、『VISION-S』を初公開すると発表した。

ソニーは、モビリティにおける安心・安全から、快適さやエンターテインメントなどを追求する取り組みを、新たに「ビジョン エス」として推進する予定だ。

コンセプトカーのVISION-Sでは、ソニーのイメージングセンシング技術をはじめ、AI(人工知能)や通信、クラウド技術も活用した車載ソフトウェア制御により、機能が継続的にアップデートされ、進化し続けるという。

VISION-Sには、車内外の人や物体を検知・認識し、高度な運転支援を実現するために、ソニーの車載向けCMOSイメージセンサーやToFセンサーなど、数種類のセンサーを合計33個搭載する。また、没入感のある立体的な音場を可能にする音楽体験「360 Reality Audio」を、各シートに内蔵されたスピーカーで提供する。

このほか、フロントシート前方にはパノラミックスクリーンを装備。直観的操作によって、さまざまなエンターテインメントコンテンツを楽しめるようにしている。

ソニーVISION-S(CES 2020)《photo (c) Getty Images》 ソニーの吉田憲一郎代表執行役兼CEO(CES 2020)《photo (c) Getty Images》 ソニー(CES 2020)《photo (c) Getty Images》 ソニーVISION-S(CES 2020)《photo (c) Getty Images》 ソニー(CES 2020)《photo (c) Getty Images》