ヤマハ NMAX125(2017年)《画像:ヤマハ発動機》

ヤマハ発動機は11月26日、原付2種スクーター『NMAX125』のエンジンに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは2015年9月21日〜2017年1月13日に製造された1万0480台。

対象車両はカムチェーンテンショナー内部のスプリングの強度が不足しているため、カムチェーンの振れによりスプリングが破損するものがある。そのため、異音が発生し、最悪の場合、カムチェーンが外れてエンジンが停止して、再始動できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、カムチェーンテンショナーを対策品に交換する。

不具合は88件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。

改善箇所《画像:国土交通省》