カワサキ Ninja 1000

川崎重工は11月26日、カワサキ『Ninja 1000』のメインフレームに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは2019年6月11日〜9月5日に製造された220台。

対象車両は、メインフレーム・ステアリングヘッドパイプの鋳造作業が不適切なため、鋳物内部に強度を低下させる空洞が発生しているものがある。そのため、過酷な走行を繰り返すとメインフレームが破損するおそれがある。

改善措置として、全車両、ステアリングヘッドパイプの鋳造ロット番号を確認し、対象ロットの車両はメインフレームを良品と交換する。

不具合および事故は起きていない。社内からの指摘により発見した。

改善箇所《画像:国土交通省》