ZFは11月14日、ダンフォス・シリコン・パワー社との戦略的パートナーシップを強化した、と発表した。
両社は、シリコンとシリコンカーバイド(SiC)パワーモジュールの分野において、協力関係を強化した。両社は、パワーモジュールとインバーター間のインターフェイスにおいて、エンジニアリングとコストの相乗効果を活用することにより、電動パワートレインの効率を向上させることを目指す。
ZFのEモビリティ部門は、電動パワートレインシステムやコンポーネントを手がけている。ダンフォス・シリコン・パワー社は、シリコンやシリコンカーバイドパワーモジュールを得意とする。両社が協力して、電動パワートレイン向けの新技術を開発していく。
EVやハイブリッド車では、パワーモジュールが駆動系、バッテリー、車載電子機器へのエネルギー供給をコントロールする。ZFによると、さらに小型のインバーターと、さらに効率的なパワーモジュールの開発が、長期的に排出物を削減するために重要になるという。
ZFは、ハイブリッド車からEVまで、すべてのドライブトレインでこの利点を活用していく、としている。
ZF、電動パワートレインの効率向上へ…ダンフォスと戦略的提携を強化
2019年11月15日(金) 18時45分
関連ニュース
- ヤマハ『YZF-R』ファンイベント 3月9日から全国7か所で (03月03日 07時15分)
- 注目は三菱副社長に日産常務が就任、そのほかZFの新型8速ATなども…有料会員記事ランキング (02月29日 15時15分)
- ハイドロプレーニング回避、タイヤと路面のデータをシャシーに伝達…グッドイヤーとZFがCES 2024で発表 (01月10日 17時00分)
- 【ヤマハ YZF-R125/R15 試乗】原2クラスに贅沢すぎるフルカウルSS、ありがとうヤマハ!…青木タカオ (12月31日 19時00分)
- ZF、民間整備工場向けの電動アクスル用リペアキットを投入 (12月01日 08時30分)