無線検証のイメージ

ソフトバンクは、本田技術研究所(ホンダ=本田技研工業の開発部門子会社)と取り組んでいる、5Gを活用したコネクテッドカー技術の共同研究で商用レベル環境下の5Gコネクテッドカー技術を検証し、さまざまな条件で安定して通信できることを確認したと発表した。

3GPP Release 15規格に準拠した商用レベルの通信機器などを使用して256QAMと4×4MIMOを用いて5Gコネクテッドカーの走行試験に成功したのは世界でも初めて。

今回の技術検証は、本田技術研究所の北海道上川郡のテストコースに設置した実験基地局を使用し、商用環境を想定したノンスタンドアローン標準仕様で構成する5Gネットワーク環境で実施した。5Gネットワーク通信インフラには、3GPP Release 15規格に準拠したノキア製の通信機器を使用、車載器にクアルコム製の商用向け「スナップドラゴン X50 5G モデム」を使用した「コネクテッドカー・リファレンス・デザイン(CCRD)」を使用した。商用環境レベルでの検証を実現した。

実験車両は、ホンダの普通乗用車を使用して検証した。

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