三菱自動車は11月7日、電気自動車『i-MiEV』および『MINICAB-MiEV』のブレーキに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2009年7月4日から2019年7月24日に製造された1万9799台。
ブレーキブースターに負圧を発生させる電動ポンプの防水構造が不適切なため、使用過程にてポンプ内部に水分が浸入することがある。そのため、電動ポンプの内部が腐食し、ポンプの性能が低下して、最悪の場合、ブレーキ警告灯が点灯するとともに警告音が鳴り、ブレーキペダルの操作力が増大し、制動距離が長くなるおそれがある。
改善措置として、全車両、ブレーキ負圧電動ポンプを対策品と交換する。なお、交換用部品の準備に時間を要するため、ユーザーに不具合内容を通知のうえ、交換用部品が準備できた段階で交換する。
不具合は14件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
三菱自、i-MiEV/MINICAB-MiEV 1万9000台をリコール ブレーキが重くなるおそれ
2019年11月07日(木) 16時45分
関連ニュース
- 三菱自動車の出展テーマは「モータースポーツ」、篠塚建次郎氏を追悼…オートモビル カウンシル2024予定 (04月11日 07時30分)
- 三菱自動車と日産の軽EV、生産10万台を突破---eKクロスEV & サクラ (03月22日 14時00分)
- 三菱自動車、新型『トライトン』やそのカスタムなど7台を出展予定…東京オートサロン2024 (01月10日 07時15分)
- デリカD:5 に伝統の冬季特別仕様「シャモニー」発売、デリカミニにはオプションを設定…三菱自動車 (11月25日 09時30分)
- 『トライトン』が2024年より日本で発売決定! 未来の『デリカ』も登場した三菱自動車…ジャパンモビリティショー2023 (10月26日 10時30分)