三菱自動車の欧州部門は10月22日、『L200』(Mitsubishi L200)が英国で開催された燃費チャレンジにおいて、18.4km/リットルを達成した、と発表した。公式燃費から62%の向上にあたるという。
この燃費チャレンジは、英国の『フリート・ワールド』誌が主催したものだ。単に燃費の良さを競うだけでなく、欧州で2018年9月に導入された新燃費基準「WLTP」の数値から、どれだけ燃費を向上させたかも競う。
同誌の燃費チャレンジに、三菱のピックアップトラック、L200のディーゼル車が参加した。2.3リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載するエントリーグレードで、トランスミッションはMTを組み合わせる。WLTPにより認定されている公式燃費は、11.4km/リットルだ。
このL200を、英国三菱のBrian Wheeler氏が、英国内の一般道の指定ルートをドライブした。およそ350kmを走行して、計測した燃費は18.4km/リットル。WLTPの公式燃費から、62%の向上を達成した。電動車を除けば、今回の燃費チャレンジで最高の向上率、としている。
三菱 L200 が燃費チャレンジ、公式燃費から62%向上
2019年10月24日(木) 08時30分
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