アルプスアルパインは、15日より千葉市の幕張メッセで開催される「CEATEC 2019」に出展し、「つながる社会、共創する未来」へ向けた、同社の最新自動車関連技術およびIoTソリューションの活用を紹介する。
アルプスアルパインは「CEATEC 2019」で、昨今の技術トレンドとなっているCASE(Connected、Autonomous、Shared & Services、Electric)領域への取り組みや、次世代自動車の車室内空間に利便性・快適性といった新たな付加価値を生み出すPremium HMI(Human Machine Interface)テクノロジー、IoT(Internet of Things)市場における最新の導入事例などを紹介する予定だ。
展示ハイライトが、5G通信によって自動車があらゆるモノとつながる時代を見据えた提案の「Seamless Smart Mobility Solution」コクピットだ。乗車前から乗車後まで、自動車を取り巻くさまざまなサービスをシームレスにつなぐとともに、車室内では操作性の向上、高級感の醸成などによる居心地の良さを追求することで、快適な移動を提供することを意図した。アルプスアルパインの最新技術を融合した、MaaS(Mobility as a Service)に貢献する、次世代のソリューション提案だ。
そのほか、自宅でスマートフォンを利用して目的地を設定すると、移動ルートや道中に立ち寄る施設、宿泊先などを各人の嗜好や行動履歴をもとに提案し、決定したプランを自動車にダウンロードする「レコメンドエンジン」、自動車や家などの鍵をスマートフォンで開/施錠するデジタルキーに、仮想通貨基盤技術として実績あるブロックチェーンを応用した「ブロックチェーン活用デジタルキー」、静電ステルススイッチと加飾印刷の融合提案や、操作感を振動により手元へフィードバックする「ハプティック」テクノロジーなどの「Premium HMI」などを出展する。
アルプスアルパインはCASEやインターフェイス技術を訴求へ…CEATEC 2019
2019年10月14日(月) 07時15分
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