アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ・ヴォランテ《photo by Aston Martin》

アストンマーティンは10月3日、『DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテ』(Aston Martin DBS Superleggera Volante)が英国の「モーターアワード2019」において、「スポーツカーオブザイヤー」を受賞した、と発表した。

DBSスーパーレッジェーラは、アストンマーティンとイタリアのカロッツェリアトゥーリングが共同開発した。かつて、アストンマーティンとカロッツェリアトゥーリングのコラボレーションにより、『DB4』、『DB5』、『DB6』がラインナップされてきた。DBSスーパーレッジェーラは、カロッツェリアトゥーリングの軽量構造テクノロジーに敬意を表して開発。アストンマーティンのスポーツカーラインナップにおいて、頂点に位置するモデルになる。

DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテには、5.2リットルV型12気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。最大出力725ps/6500rpm、最大トルク91.8kgm/1800〜5000rpmという力強いパワー&トルクを引き出す。

トランスミッションはZF製の8速ATだ。カーボンファイバーやアルミなどの素材を採用し、乾燥重量は1863kgとした。その結果、DBSスーパーレッジェーラヴォランテは、0〜100km/h加速3.6秒、最高速340km/hの性能を実現している。

このDBSスーパーレッジェーラ ヴォランテが、英国のモーターアワード2019において、スポーツカーオブザイヤーを受賞した。この賞は、英国の有力メディアの『The Sun』 と『Sunday Times』が、最新のスポーツカーの中から、最高の1台を選出するものだ。

今年は、DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテの他に、トヨタ『スープラ』新型、マクラーレン『600LTスパイダー』、新型ポルシェ『911』、新型BMW『Z4』、アウディ『R8 V10パフォーマンス』の6台がノミネート。DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテは、競合5台を抑えて、スポーツカーオブザイヤーを受賞した。同メディアは、DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテはサーキットで息をのむほど速く、公道でも運転するのがとても楽しいモデル、としている。

アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ・ヴォランテ《photo by Aston Martin》 アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ・ヴォランテ《photo by Aston Martin》