スバルの米国工場SIAが生産600万台を達成。左が初代レガシィ、右が600万台目となった新型レガシィ《photo by SUBARU》

SUBARU(スバル)の米国部門は9月23日、米国インディアナ州の「スバルオブインディアナオートモーティブ:SIA」での生産が600万台を達成した、と発表した。

スバルは1989年9月、米国インディアナ州のスバル・いすゞオートモーティブ(現SIA)において、『レガシィ』の生産を開始した。600万台には提携相手のいすゞ、ホンダ、トヨタも含まれる。2016年からはスバル車だけを生産している。SIAは、スバルの日本国外における唯一の生産拠点となる。

SIAでは現在、レガシィ(日本名:『レガシィB4』に相当)、『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』に相当)、『インプレッサ』を生産している。また、北米専用の3列シートSUV、『アセント』も組み立てている。

スバルは、SIAでの生産能力増強を図ってきた。操業を開始した1989年の生産能力は、年間6万7000台だった。それから30年を経た現在では、およそ39万台の年産能力を備えている。

生産600万台目となったのが、2020年モデルとなる新型レガシィだ。SIAでは7月から、新型レガシィとアウトバックの生産を開始している。

1990年型スバル・レガシィ《photo by SUBARU》 2003年型スバル・バハ《photo by SUBARU》 2017年型スバル・インプレッサ《photo by SUBARU》 2019年型スバル・アセント《photo by SUBARU》 2020年型スバル・アウトバック《photo by SUBARU》 2019年4月にはスバル車400万台を生産。《photo by SUBARU》 SIA《photo by SUBARU》