ポルシェジャパンは9月2日、『カイエン』と『パナメーラ』の合わせて11車種について、意図せず車両が動き出すおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、「パナメーラ」、「パナメーラ4」、「パナメーラS」、「パナメーラ4S」、「パナメーラGTS」、「パナメーラターボ」、「パナメーラターボS」、「カイエン」、「カイエンS」、「カイエンターボ」、「カイエンターボS」の11車種で2002年12月24日から2016年7月19日に輸入された9394台。
オートマチックトランスミッションのセレクタケーブルにおいて、ブッシュの材質が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、ブッシュが破損し、シフト位置が正しくトランスミッションに伝わらず、パーキングブレーキを作動させていない場合、意図せず車両が動き出すおそれがある。
改善措置として、全車両、セレクタケーブルのブッシュを対策品に交換する。
不具合および事故は起きていない。本国メーカーからの情報によりリコールを届け出た。
ポルシェ、カイエン/パナメーラ 9000台をリコール 意図せず動き出すおそれ
2019年09月02日(月) 18時00分
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