スバル・フォレスター(米国仕様)《photo by SUBARU》

SUBARU(スバル)は8月5日、2019年4〜6月期(第1四半期)の連結決算を発表。販売台数増加などにより、増収増益となった。

全世界販売台数は、前年同期比8.8%増の26万3000台。国内販売は2018年7月に発売した『フォレスター』や同年10月に「e-BOXER」を搭載した追加グレードを発売した『XV』の新型車効果などにより、同2.9%増の3万3000台。海外販売も『アセント』やフォレスターの販売が好調に推移したことなどにより、同9.7%増の22万9000台となった。売上高はこれら販売台数の増加などにより、同16.0%増の8334億円となった。

営業利益は同48.4%増の922億円。販売台数の増加や販売奨励金の抑制、諸経費等ならびに研究開発費の減少などが影響した。税引前利益は同41.0%増の893億円、四半期利益は同40.1%増の665億円となった。

通期業績見通しについては、売上高3兆3100億円(前期比4.9%増)、営業利益2600億円(同43.1%増)、税引前利益2700億円(同45.1%増)、純利益2100億円(同48.5%増)とした期初予想を据え置いた。

なお同社は今期より、従来の日本基準に替えて国際財務報告基準(IFRS)を任意適用。そのため、比較対象となる2019年3月期第1四半期連結業績および通期連結業績(日本基準)を、IFRSに従って再計算した上で、比較・分析をした数字となっている。

スバルXV e-BOXER搭載モデル《写真 スバル》