レクサス UXのハイブリッド(欧州仕様)《photo by Lexus》

レクサス(Lexus)は7月10日、2019年上半期(1〜6月)の欧州市場におけるハイブリッド車の販売結果を発表した。総販売台数は上半期の新記録となる2万8000台。前年同期比は17%増と、2年連続で前年実績を上回った。

車種別の販売実績では、小型SUVの『NX』のハイブリッド「NX300h」が、8685台で最多。ただし、前年同期比は19.3%減と、マイナスに転じた。NXの上半期の欧州販売は、1万1699台。全体のおよそ74%がハイブリッドとなる。

これに次いだのは、新型コンパクトSUVの『UX』のハイブリッド、「UX250h」だ。上半期は7813台を販売した。UXの上半期の欧州販売は、8532台。全体のおよそ92%がハイブリッドとなる。

中型SUVの『RX』のハイブリッド、「RX450h」は上半期、3780台を販売した。前年同期比は2.2%増と回復を果たす。コンパクトカーの『CT200h』は上半期、3138台を販売。前年同期比は35%減と、2年ぶりに前年実績を割り込む。『ES』のハイブリッド、「ES300h」は、新型効果で1968台と好調だ。

『IS』のハイブリッドは、「IS300h」は1839台にとどまり、前年同期比は31%減とマイナスに転じた。以下、『GS』のハイブリッドが82.4%減の134台、『RC』のハイブリッドが19.5%減の520台、『LS』のハイブリッドが126台、最上級クーペ『LC』のハイブリッドが104台で続いた。

なお、レクサスの上半期の全欧州新車販売に占めるハイブリッド車の割合は、前年同期に対して7ポイント伸びて、69%に達している。