アウディ A8 新型《photo by Audi》

アウディ(Audi)は7月11日、2019年上半期(1〜6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、およそ90万6200台。前年同期比は4.5%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

市場別では、欧州が減少傾向にある。上半期は41万9450台にとどまり、前年同期比は4.5%減と2年連続のマイナスだ。このうち、地元ドイツも3%減の15万2431台と、2年連続で前年実績を割り込む。

英国は上半期、8万1196台を売り上げ、前年同期比は9%減と、2年連続で減少した。スペインは8.4%減の2万8842台と、マイナスに転じた。イタリアは1.6%減の3万4944台と後退。一方、フランスは3万0141台を売り上げ、前年同期比は5.4%増と回復を果たした。

一方、中国(香港を含む)は31万2502台を売り上げ、前年同期比は1.9%増と2年連続で増加した。米国は10万1440台を販売。前年同期比は6%減と、マイナスに転じている。

車種別実績では、『A8』が53.2%増と好調だ。『Q2』も46.2%増と伸びた。欧州では、『Q5』が32.1%増、『Q3』が51%増と伸びている。

アウディの2018年世界新車販売は、181万2500台。前年比は3.5%減とマイナスに転じている。

アウディQ2《photo by Audi》 アウディQ3新型《photo by Audi》 アウディQ5《photo by Audi》