インフィニティQX60《photo by Infiniti》

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティ(Infiniti)は7月2日、2019年上半期(1〜6月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は6万3058台。前年同期比は12.6%減と、2年連続で前年実績を下回った。

セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』に相当)が1万4337台。前年同期比は25.2%減と、引き続き減少した。『Q70』(日本名:日産『フーガ』に相当)も、前年同期比32.7%減の1693台と減少傾向にある。2ドアクーペの『Q60』も、48.8%減の2402台にとどまった。

SUVでは、主力のミドルクラスの『QX60』が2万2836台を売り上げ、前年同期比は3%増と、プラスを維持した。最上級フルサイズSUVの『QX80』も、18.7%増の1万0611台と回復している。

一方、クロスオーバー車では、ミドルクラスの『QX50』が、前年同期比3.8%減の8724台とマイナスに転じた。最上級クロスオーバー車の『QX70』は、前年同期比99.3%減の6台と、大幅なマイナス。コンパクトクロスオーバー車の『QX30』も、49.1%減の2449台と減少傾向にある。SUVとクロスオーバー車全体では、前年同期比2.6%減の4万4626台だった。

インフィニティの2018年の米国新車販売は、14万9280台。前年比は2.7%減とマイナスに転じている。

インフィニティQX80《photo by Infiniti》 インフィニティQ50(日本名:日産スカイライン)《photo by Infiniti》 インフィニティQX50《photo by Infiniti》 インフィニティQ60《photo by Infiniti》 インフィニティQX30《photo by Infiniti》 インフィニティQX70《photo by Infiniti》