笠間稲荷神社 車の茅の輪くぐり《撮影 嶽宮三郎》

茨城県笠間市にある笠間稲荷神社の外苑駐車場で6月23日、「車の茅の輪くぐり」が斎行(さいこう)され、パトカーやバス、自家用車などが直径6mという特大の茅(ち)の輪をくぐって交通安全と事故防止を祈願した。

笠間稲荷神社は日本各地から年間300万人を超える参拝客が訪れる、”日本三大稲荷”のひとつ。茅の輪くぐりは、茅(ちがや)という草で編んだ輪をくぐり心身を清めて無病息災を祈願する夏越(なごし)の祓(はらえ)を象徴する行事で、各地で行われている神事だが、同神社は車もくぐることで知られる。

モータリゼーションの発達とともに自動車事故が増えたことで同神社が1966年、人が行っていた茅の輪くぐりを自動車向けにも始めたもので、今年で54回目。直径6mにもなる”日本一”の巨大な輪を今年も神職らが手作りした。

会場に集まったのは、地元笠間署のパトカー5台を始め、消防車やレッカー車、大型バス、一般の自家用車など。中でもBMC『ミニ』やホンダ『S660』、ハーレーダビッドソンなどは愛好家クラブやSNSなどで大挙して集い、さながらミーティング会場のようでもあった。それぞれの車両はお祓いを受けた後、左、右、左と8の字を描くように3回くぐり、交通安全を祈願した。また「笠間自転車de街づくり協会」のロードバイクも例年通り参加し、”サイクリストの集えるまちづくり”をアピールした。

同神社では30日午後4時半から、人が行う「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)式 茅の輪くぐり」を斎行する予定。

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