スズキは、パキスタンにおける四輪車、二輪車の生産販売子会社パックスズキモーター社が新型『アルト』を6月15日より発売したと発表した。
新型アルトは、日本で販売しているアルトと同じく全長3395mm×全幅1475mmの軽自動車規格ボディに、優れた燃費性能と力強い走りを両立する660ccのR06A型エンジンを搭載。パキスタンの道路事情を考慮して最低地上高を高くするなど、使用環境に合わせた変更を施している。運転のしやすさ、使い勝手のよさ、ゆとりある室内空間など、日本で磨いた高い基本性能を、99万9000〜129万5000ルピー(約77万9000円〜101万円と、購入しやすい価格で実現した。
パックスズキモーター社は1982年の生産開始以来、日本の軽自動車をベースに800〜1000ccのエンジンを搭載したモデルを中心に生産を行ってきた。スズキの海外拠点で、現在の日本の軽自動車規格と同じボディと排気量を採用したモデルを生産するのは、今回が初。経済性、信頼性が高く、高性能な軽自動車をグローバルに展開することで、スズキが強みとするコンパクトカーのさらなる普及を図っていく。
スズキ、パキスタンで新型 アルト 発売---660ccエンジンを初搭載
2019年06月17日(月) 16時15分
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