「TEAM GOH MODELS」が720号車マクラーレンをサポート。

SUPER GTで今季から720号車「マクラーレン720S GT3」を走らせている注目陣営が、サーキット・アンバサダーとして「TEAM GOH MODELS」というユニットを結成、起用した。5月3〜4日に富士スピードウェイで開催される第2戦からは3人体制となり、活動内容もさらに充実する。

GT300クラスで720号車を走らせる「マクラーレン・カスタマーレーシング・ジャパン」は、2004年にルマン24時間レース総合優勝の快挙を成すなどした名門「チームゴウ」(TEAM GOH MOTORSPORTS INC.)を核とする新陣営。やはりチームゴウの誇る実績のひとつで、1996年のGT500クラスを席巻した「LARKマクラーレンF1-GTR」を彷彿とさせる印象のカラーリングで新規参戦し、今季のGT300クラスに新風を吹き込んでいる。今季参戦マシンは「マクラーレン720S GT3」。

その720号車陣営が、チームゴウにとっては長い歴史のなかで初起用のレースクイーンとなるサーキット・アンバサダーユニット「TEAM GOH MODELS」を結成、開幕戦岡山(4月13〜14日)からリーダーの高橋菜生(なお)と岡山友里愛(ゆりあ)が活動を開始している。そして5月3〜4日に開催される第2戦富士では「ちはる」が加わり、3人体制となる。

「ひとりでも多くの人にサーキットへ足を運んでいただき、サーキットやレース観戦の楽しさを知ってもらいたい」のがユニット結成に際しての陣営の思い。日本のモータースポーツ文化のさらなる醸成を目指し、チームゴウならではの企画をさまざまに展開していくという。

第2戦富士ではグランドスタンド裏にイベントブースを設置、参戦マシンと同一仕様のレーシングカーとそのロードカーを展示する。また、先着でのTEAM GOH MODELSによるクジ引きイベントの実施、ピット風のブースで展示車両とTEAM GOH MODELSを一緒に撮影できる時間の用意などが予定されている。

さらに第2戦以降の国内ラウンド(計6戦)でTEAM GOH MODELSを被写体としたフォトコンテストも実施。毎回10作品が選出され、チームの公式ウェブサイトに掲載のうえ謝礼5万円の贈呈もあるという。

レースだけでなく、パドックやグランドスタンド裏にも新しいムーブメントを起こす720号車マクラーレン。今季はコース内外でファンに注視される存在になりそうだ。

#720 マクラーレン720S GT3(3月末の富士テスト)《撮影 遠藤俊幸》 #720 マクラーレン720S GT3(4月の開幕戦岡山)《撮影 遠藤俊幸》 #720 マクラーレン720S GT3(4月の開幕戦岡山)《撮影 遠藤俊幸》