トヨタ自動車の北米部門は3月18日、新型『カローラセダン』(Toyota Corolla Sedan)の量産第一号車が、米国ミシシッピ工場からラインオフした、と発表した。
トヨタは、米国ミシシッピ工場に1億7000万ドル(約190億円)を投資し、同工場を刷新してきた。この投資は、「TNGA」をベースとした新型カローラセダンの生産に備えるのが目的だ。
TNGAとは、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャの略。トヨタが全社を挙げてグローバルに取り組む車づくりの構造改革で、パワートレーンユニットやプラットフォームなどを一新し、全体の適性を考え新開発することにより、車の基本性能や商品力を飛躍的に向上させることを目指す。
米国ミシシッピ工場では、この投資を生かして、より先進的な車両をより効率的に生産するとともに、市場のニーズにより適切に対応するために、生産ラインを刷新している。
また、同工場では、TNGA導入に加え、新型カローラセダンの生産能力の増強に対応するために、およそ400名の新規雇用を創出していく。
トヨタ カローラセダン 新型、量産第一号車がラインオフ…米国工場
2019年03月19日(火) 16時30分
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