ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は2月5日、「2019ワールドグリーンカーオブザイヤー」(World Green Car of the Year)の第2次選考5車種を発表した。
2019ワールドグリーンカーオブザイヤーは、2017年秋から2018年秋にかけてデビューした新型車の中から、最も環境性能に優れた1台を決定するもの。
条件は、2019年春まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。世界20か国以上、およそ85名のジャーナリストに、環境技術の権威5名が加わり、投票を行う。
2019ワールドグリーンカーオブザイヤーの第2次選考5車種は、以下の通り。
●アウディe-tron
●ホンダ・クラリティPHEV
●ヒュンダイ・ネクソ
●ジャガーI-PACE
●キア・ニロEV
日本メーカーでは、ホンダのプラグインハイブリッド車(PHV)、『クラリティPHEV』が唯一、第2次選考に駒を進めた。2018年秋の段階でノミネートされていたトヨタの新型『RAV4』と『アバロン』の両ハイブリッド、レクサスの新型『ES』と『UX』の両ハイブリッド、ホンダのハイブリッドの新型『インサイト』は、第2次選考に進めなかった。
第2次選考の他の4車種は海外メーカーで、EVが主流だ。アウディ『e-tron』、ジャガー『I-PACE』、『キア・ニロEV』がEVとなる。
2019ワールドグリーンカーオブザイヤーは2019年4月、米国で開催されるニューヨークモーターショー2019で発表される予定だ。過去3年は、トヨタの燃料電池車、『MIRAI』(『ミライ』)、『プリウスPHV』、新型日産『リーフ』が、ワールドグリーンカーオブザイヤーを受賞している。
ホンダ クラリティ PHEV、2019ワールドグリーンカー第2次選考に…日本車は1車種のみ
2019年02月06日(水) 13時00分