フォルクスワーゲン・デューンバギーのイメージスケッチ

フォルクスワーゲンは1月31日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2019において、EVコンセプトカーの『デューンバギー』(Volkswagen Dune Buggy)を初公開すると発表した。

米国カリフォルニア州では1960年代、初代『ビートル』をベースにしたオフロードモデルがカスタム製作され、砂漠(dune)を走破できる性能を備えていたことから、デューンバギーと呼ばれた。ジュネーブモーターショー2019初公開されるのは、このデューンバギーを最新のEV技術で再現するコンセプトカーになる。

デューン バギーは、フォルクスワーゲングループが新開発した次世代EV向けモジュラープラットフォーム、「MEB」をベースとする。MEBは、モジュラー・エレクトリック・ドライブキットの略。このMEBを最初に搭載するのが、次世代EVの『ID.』ファミリーとなる。

フォルクスワーゲンは2020年、最初のI.D.ファミリーとして、『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトな4ドアEVの『ID.』を発売する予定。これに続いて、SUVセグメントには『ID. CROZZ』を投入する計画。さらに、MPVの『ID. BUZZ』が順次、市場に投入されることが決まっている。

なお、フォルクスワーゲンは、デューン バギーのイメージスケッチを2点、公開した。ルーフやドアを持たないバキーボディが見て取れる。

フォルクスワーゲン・デューンバギーのイメージスケッチ デューンバギー(1966〜71年) デューンバギー(60〜70年代) 現在のデューンバギー。ベルギーのAPAL製。 ダイハツ・フェロー・バギィ(1970年)