ボッシュ(Bosch)は1月30日、電動モビリティの分野における売上高を、2025年までに50億ユーロに引き上げる目標を発表した。
ボッシュは2018年、30件の電動モビリティのプロジェクトに携わり、その総売上高は数10億ユーロに達した。eモビリティ分野で、ボッシュは多様な活動を展開している。自転車からトラックまで、あらゆる種類のパワートレインの電動化に取り組んでいる。
例えば現在、世界中の100万台以上の車両が、ボッシュ製の電動コンポーネントやハイブリッドコンポーネントを搭載している。ボッシュは早ければ2030年には、世界の新車の約20%が48Vシステムによって部分的に電動化されることになると見込む。
世界最大の電動モビリティ市場は中国だ。ボッシュはすでに、中国の乗用車セグメントの電動化を牽引している。ボッシュは2018年、電動自動運転について中国のEVメーカーのNIO社と戦略的提携を結んだ。ボッシュは2019年に中国において、EV向けのコンパクトなパワートレイン「eAxle」の量産を開始する予定だ。すでに、新開発の48Vバッテリーの中国での量産体制も確立している。
ボッシュは、電動モビリティのマスマーケットで主導的な役割を果たしていく、としている。
ボッシュ、電動モビリティ分野の売上高を50億ユーロへ引き上げ 2025年までに
2019年02月01日(金) 13時30分
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