ピックアップ大国のタイなどで不動の人気を誇るいすゞ『D-MAX』。その次期型プロトタイプを、スクープサイトSpyder7のカメラが捉えた。
D-MAXは、世界戦略車としてGM(ゼネラルモーターズ)と共同開発され、2002年に初代が発売。頭文字のDは、「Diesel」(ディーゼル)、「Direct Injection」(直噴)、「Design」(デザイン)、「Durability」(耐久性)、「Dragon」(ドラゴン)から由来。その頂点「MAX」の意味が込められているという。2005年にはタイ・カー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた人気ピックアップで、2012年に発売された2代目以来、今回は7年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
豪雪の暗闇で捉えたプロトタイプは、大型化された迫力のフロントグリルを装着、大刷新されたデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトも見てとれる。リアエンドでは、バンパーが新デザインとなり、テールライトは、縦型は維持するが新しいグラフィックに変更されているのが確認できる。
ボディ全体に薄いカモフラージュが見られるが、アグレッシブなフロントエンド、筋肉質なボディシルエットを持ち、居住空間が大幅に向上するようだ。
パワートレインは、1.9リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンがキャリーオーバーされ、最高出力163ps、最大トルク360Nmを発揮する。トランスミッションは6速MT、または6速ATを採用。もちろん4WDは標準で搭載される。欧州市場以外では、コモンレール直噴とVGSターボチャージ技術を使用した「4JJ1-TCX」ディーゼルをアップグレードすると見られる。
ワールドプレミアは、2020年モデルとして、2019年内に行われると予想されている。
不動の人気、いすゞ「D-MAX」次期型をスクープ!つり目&マッチョに変身
2019年02月01日(金) 08時00分
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