ボッシュ(Bosch)は1月30日、自動運転の分野へ2022年までに、およそ40億ユーロを新たに投資すると発表した。
ボッシュの研究開発における中心的なテーマのひとつが、自動運転だ。交通事故のないモビリティ実現に向けた事業の一環として、ボッシュは2つの開発路線を展開している。その1つが、部分的な自動運転(レベル2/レベル3)を可能にする先進運転支援システム(ADAS)だ。ボッシュはこの分野において、テクノロジー、市場シェアの両面でリーダーとしての地位を築いているという。ボッシュは2019年、先進運転支援システムの売上高が20億ユーロを超えると予測している。
2つ目の開発路線となるのが、2020年代初めにスタートするドライバーレスの自動運転(レベル4/レベル5)だ。ボッシュは、ドライバーレスの自動運転が個々のモビリティを根本から変え、ロボットタクシーやシャトルベースのモビリティなど、常識を覆すビジネスモデルへとつながっていくと見込む。
ボッシュでは現在、およそ4000人のエンジニアが自動運転の開発に携わっている。ボッシュは、自動運転は技術的に複雑であり、今後は投資が焦点になると考え、2022年までに総額40億ユーロの投資を新たに行うことを決めた、としている。
ボッシュ、ドライバーレス車の実現目指す…自動運転分野に新たな投資
2019年01月31日(木) 16時30分
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