トヨタ・クラウン現行

ソニー損保は1月28日、インフォグラフィックス「人気乗用車販売台数ランキング」「人気軽自動車販売台数ランキング」「人気輸入車・外車登録台数ランキング」に、2018年のデータを追加してランキングを更新した。

最新(2018年)の人気乗用車販売台数ランキングでは、SUV人気が本格化していることがわかる。2017年ではトヨタ『C-HR』、ホンダ『ヴェゼル』、トヨタ『ハリアー』、日産『エクストレイル』、マツダ『CX-5』と5車種がランクインしたが、2018年は5車種に加え、マツダ『CX-8』とスズキ『クロスビー』の7車種がランクイン。上位30位中7車種がSUVと、その人気が一時的な流行ではないことが分かる。

人気軽自動車販売台数ランキングでは、ホンダ『N-BOX』が2位と大きく差をつけて4年連続で1位。スズキ『スペーシア』は毎年少しずつ順位を上げ、2018年は2位まで上昇した。また、軽自動車でもSUVが人気。2017年はスズキ『ハスラー』とダイハツ『ウェイク』の2車種がランクインしたが、2018年はそれに加えてスズキ『ジムニー』の3車種がランクインした。

人気輸入車・外車登録台数ランキングでは、『MINI』が3年連続で1位。以下、2位VW『ゴルフ』、3位メルセデスベンツ『Cクラス』と、1〜3位の順位は3年連続で同じだった。また、2017年では『MINIクロスオーバー』、BMW『X1』、ボルボ『60シリーズ』、メルセデスベンツ『GLC/GLA』の5車種がランクインしたSUV。2018年は5車種のほか、ボルボ『40シリーズ』、BMW『X3』、VW『ティグアン』、アウディ『Q2』が加わり、計9車種がランクインした。

各ランキングでは過去から2018年までの販売台数や登録台数ランキングをインフォグラフィックスで紹介。それぞれ、その年の主な出来事とともに振り返ることができる。

人気乗用車販売台数ランキングでは、1989年(平成元年)から2018年(平成30年)までの30年間のランキングを掲載。トヨタ『カローラ』と同『クラウン』は平成を通しで毎年ランクインしてきたことが分かる。

2019年5月1日に平成から元号が変わるが、平成の出来事を、1990年(平成2年)前後から始まったバブル経済崩壊、1991年(平成3年)の「世界初のWorld Wide Webサイトが登場」など、乗用車の販売台数ランキングと一緒に振り返るのも面白い。また、複数の車種から2車種をピックアップしてランキングの推移やその年の販売台数・登録台数のシェアを比較することも可能。ピックアップした2車種の比較グラフは自動生成され、車種の組合せによっては思わぬ発見があるかもしれない。

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