トヨタ・アクア

ソニー損保は1月7日、新成人のカーライフ意識調査のアンケート結果を発表した。調査は、2018年11月16日から20日の5日間、インターネットリサーチで実施。男女各500名、合計1000名の新成人から得た有効回答をまとめた。

調査結果によると、新成人の自動車運転免許保有率は前年比5.5ポイント増の61.5%。内訳はMT免許が同2.3ポイント減の20.4%、AT限定が同7.8ポイント増の41.1%。免許保有者に限ると3人に2人がAT限定という結果となった。また、「現在、教習所へ通っている」と「時期は決まっていないが、取得予定」を合わせた「運転免許の取得予定者」は24.2%だった。

クルマの所有状況については、「自分の車を持っている」が前年と同じく16.7%。「自分の車を購入する予定がある」は同1.7ポイント増の8.7%、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」は同1.9ポイント減の44.9%。合計した「購入予定または意向あり」は同0.2ポイント減の53.6%となり、現在は車を持っていないものの、いずれはマイカーを手に入れたいという新成人は多いようだ。また、近年問題となっている「若者のクルマ離れ」については、自分自身に「あてはまる」との回答が33.6%、「あてはまらない」が35.3%。クルマ離れを感じている人と感じていない人の割合は拮抗する結果となった。

近年、普及が進むレンタカー・カーシェアリングについては、免許所有者の内、レンタカーは31.9%、カーシェアリングは8.9%の新成人が利用したことがあると回答した。

また、新成人が20歳のうちにの欲しいクルマは、トヨタ『アクア』(18.8%)が2年連続でトップ。2位は販売好調の日産『ノート』(16.8%)、3位は昨年6位のフォルクスワーゲン(ゴルフ/ポロなど・11.1%)、4位は同9位の日産『キューブ』、いずれも昨年から大きく順位を上げた。2017年には総合トップとなったトヨタ『プリウス』(9.4%)は昨年の2位から5位へと順位を下げた。

普通自動車運転免許の保有状況 車(バイクを除く)の所有状況 「若者の車離れ」とは自分自身のことだ レンタカーやカーシェアリングの利用実態 新成人が20歳のうちに欲しい車