BMWのコンパクト・クロスオーバーSUV『X1』改良新型プロトタイプを、厳冬のノルウェーでカメラが捉えた。摂氏マイナス30度によりボディは凍りつき、前後バンパーには氷柱も見えるが、トラブルもなく開発は順調のようだ。
開発車両のカモフラージュは薄くなり、新デザインも見えてきている。フロントエンドは『X2』と似た、角ばったC型LEDデイタイムランニングライトを装備、オプションのレーザーヘッドライトを搭載しているようだ。
現行モデルより角度のついたコーナーエアインテーク、丸いフォグランプを排除したシンプルなバンパーが見てとれる。リアエンドでは、テールライトのグラフィックを刷新。下部にターンシグナル用の白いバーが確認できる。
キャビン内も大きく進化する。次世代デジタルディスプレイ「オペレーティングシステム7.0」を搭載し、8.8インチのタッチスクリーン・インフォテインメント・ディスプレイがセンターに配置される。またギアシフターはX2と同タイプとみられる。
パワートレインの注目は、新たに設定される1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ+電気モーターのPHEV「X1 xDrive 25e」だ。トランスミッションは、エンジンに応じて6速AT、8速AT、7速DCTが搭載され、最高出力224psを発揮、EV航続は42km以上となる。
そのほか、エントリーモデルに最高出力116psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ、最高出力190psを発揮する2リットル直列4気筒ガソリンターボ、最高出力233psを発揮する2リットル直列4気筒ガソリンターボのラインアップが予想される。
BMWは、1月のデトロイトモーターショーをスキップするため、ワールドプレミアの場は2019年3月のジュネーブモータショーになるだろう。
BMW X1 がエクステリア刷新へ!コックピットにはタッチスクリーンも
2018年12月19日(水) 08時00分
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