ヤマハ発動機は12月11日、2030年を見据えた長期ビジョンおよび、2019年からの3か年における新中期経営計画を発表した。
長期ビジョンでは、「ART for Human Possibilities」というスローガンを掲げ、2030年に向けた成長戦略を立案した。多様化が進む価値観や社会を取り巻く環境に対し、当社がこれまでに培ってきた技術と感性を、これまで以上に「人間に近づく」「人間の可能性を拡げる」ことに適用。ヤマハらしい取り組みによって社会の要請に応えながら、成長戦略を実行していく。
新中期経営計画は、ランドモビリティやマリン、ロボティクスといった既存事業の稼ぐ力を維持しながら、新規事業など戦略的な成長領域への資源配分を行い、その上で売上高2兆円への再挑戦、営業利益9%水準を目指す。
具体的な数値目標としては、成長戦略経費700億円を確保し、ランドモビリティ・マリン・ロボティクスといった既存事業で、売上増総額3250億円、LMWをはじめとするひろがるモビリティや金融サービスといった戦略的成長で売上増総額250億円。2021年に連結売上高は2兆円(2018年予想比+3500億円)、営業利益1800億円(同+370億円)、営業利益率9.0%(同+0.3ポイント)を目指す。
ヤマハ発動機、売上高2兆円へ再挑戦 新中期経営計画発表
2018年12月11日(火) 18時15分
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