ボッシュ(Bosch)は11月14日、量産車向けとしては世界で初めて、曲面パネルを使用したデジタルメータークラスターを開発した、と発表した。新型フォルクスワーゲン『トゥアレグ』に搭載される。
3世代目となる新型トゥアレグには、フルデジタルコクピットを採用する。ドライバー正面のメーターは、12インチのデジタルディスプレイとなっており、ドライバーに必要なさまざまな情報を、切り替えて表示できる。また、ダッシュボード中央には、15インチの大型デジタルディスプレイをレイアウトし、ナビゲーションやインフォテインメントを中心に表示する。
さらに新型トゥアレグでは、デジタルインターフェースとマルチファンクションステアリングホイールによって、コネクティビティをコントロールするシステムを採用した。最新のスマートフォンのように、ユーザーのニーズに合わせてコネクティビティを設定できる。
ボッシュは、この新型トゥアレグ向けに、量産車向けとしては世界で初めて、曲面パネルを使用したデジタルメータークラスターを開発した。人間工学に基づいて設計されており、ボッシュによると平面パネルと比較して、画面の端のインジケーターライトや警告の視認性が高まるという。
各情報は、画面全体に表示することも、他のコンテンツと組み合わせて表示することもできる。スピードメーターに加えて、ナビゲーションの地図や電話リストを表示する場合、マルチファンクションステアリングホイールやインフォテインメントのタッチスクリーンを使って、操作を行う。メータークラスターのナビゲーションマップに、直接ズームインすることも可能、としている。
ボッシュ、曲面パネルのデジタルメータークラスターを開発…量産車で世界初、トゥアレグ に採用
2018年11月15日(木) 13時30分
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