
ルノーグループ(Renault Group)は11月8日、2018年第3四半期(7〜9月)の純利益に関して、日産自動車が寄与する部分が3億8400万ユーロ(約497億円)になるとの見通しを公表した。
これは、日産自動車が11月8日に発表した2018年4〜9月期の連結決算の結果を受けたもの。日産の発表によると、2018年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比2.1%減の5兆5327億円、営業利益は同25.4%減の2103億円、経常利益は同10.7%減の3299億円。四半期純利益は、同10.9%減の2463億円だった。
一方、ルノーグループが発表した2018年第3四半期(7〜9月)の決算は、グループ全体の売上高が114億8400万ユーロ(約1兆4740億円)。前年同期の122億1800万ユーロに対して、6%減とマイナスに転じた。
このうち、本業の自動車部門の売上高は、100億5700万ユーロ(約1兆2910億円)。前年同期の109億7400万ユーロに対して、8.4%のマイナスと後退している。
