ドゥカティ・ディアベル1260新型とクラウディオ・ドメニカーリCEO(EICMA 2018)

ドゥカティは11月6日、イタリアで開幕した「ミラノモーターサイクルショー2018」(EICMA 2018)において、新型『ディアベル1260』(Ducati Diavel 1260)をワールドプレミアした。

新型ディアベル1260は、2011年に発売された初代『ディアベル』に続く2世代目モデルとなる。ディアベルはクルーザータイプの大型二輪車で、排気量1198ccの水冷L型2気筒ガソリンエンジン(最大出力152hp/9000rpm、最大トルク12.5kgm/8000rpm)を搭載する。

新型ディアベル1260は、「テスタストレッタDVT」と呼ばれる1262ccエンジンに排気量を拡大した。最大出力は159hp/9500rpm、最大トルクは13.2kgm/7500rpmを引き出す。ドゥカティによると、この新エンジンは日常走行とツーリングの両方において、力強い加速と低回転域での滑らかさを両立しているという。シャシーのセットアップは変更された。リアには17インチで240mmのワイドタイヤを装着する。ボッシュ製のコーナリングABSも装備されている。

新型ディアベル1260には、スポーティな「S」バージョンとして、『ディアベル1260S』を設定する。調整可能なオーリンズ製サスペンション、専用ホイール、高性能ブレーキシステムが特徴となる。クラッチレスシフトを可能にする「クイックシフトアップ&ダウンエボ」を標準装備している。

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