米国ミシガン州デトロイト市のGM本社ビル

GM(General Motors)は10月31日、2018年第3四半期(7〜9月)の決算を発表した。

同社の発表によると、第3四半期の売上高は357億9100万ドル(約4兆0470億円)となり、前年同期の336億2300万ドルから、6.4%増とプラスに転じた。

また第3四半期の純利益は、25億3400万ドル(約2865億円)となり、前年同期の29億8100万ドルの赤字から、黒字転換を果たした。

黒字決算となった大きな要因が、前年同期は傘下だった欧州部門のオペル/ボクスホールを、PSAグループに売却したことに伴う費用を計上していたため。今期はこれがなくなり、利益を確保した。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「第3四半期の業績は、未来のモビリティを進化させ続ける一方で、リスク管理の正しさや強固なビジネスの成果を示すもの」と述べている。