パナソニック microSDHC UHS-Iカード

パナソニックは、繰り返しの書換えに強いpSLC方式に対応したmicroSDカード3種類を11月22日より発売する。

近年、あおり運転や車上荒らしなどの交通トラブルを記録するため、ドライブレコーダーの需要が高まっている。しかし高画質の動画撮影や長時間録画などでデータの書換えを繰り返すとSDカード内部の記憶素子が消耗しエラーが起きやすくなる。

新製品は、業務用、産業用にも使われているpSLC方式を採用。pSLCは1つのメモリーセルに1ビットの情報を記録できる方式で、1つのメモリーセルに2ビットの情報を記録するMLC方式に比べて約10倍(約2万回)の書換えができる。高頻度の書換えに強く、書換え後のデータの保存性に優れているため、ドライブレコーダーの連続撮影や常時監視など、繰り返し記録する用途に適している。

また、防水、耐静電気、耐磁石、耐エックス線、耐衝撃、耐温度といった6つのプルーフ機能を搭載することで、温度が高くなる夏場の車内など厳しい環境下でも大切なデータを守る。さらにカード内部に過電流が流れて異常熱が発生した場合は、ヒューズ機能が作動してSDカード本体の発熱や発火を防ぐ。

ラインアップは8GB、16GB、32GBの3種類。価格はオープン。