スマートのブース(パリモーターショー2018)

スマート(Smart)は、フランスで開催中のパリモーターショー2018において、個人所有のスマート車をカーシェアリングで利用するユーザー向けのアプリ、「ready to」の最新版を発表した。

「ready to share」は、ready toアプリの新しい支払い機能。カーシェアするスマートのユーザーが、利用代金を分担する際に役立つ。スマートのユーザーは、アプリで2つのグループを作ることが可能。ひとつは、「フリートラベル」グループで、ユーザーは無料でスマート車をシェア。もうひとつが、「シェアトラベルコスト」グループ。この場合、車両の所有者がカーシェア利用代金を個別に設定することができる。

一定の期間、スマートをカーシェアしたい人は、車両の空き状況をready toアプリで確認できる。車両の所有者は予約を受け入れるか、断るかを選択可能。予約が確認されると、ユーザーは指定された日時に、スマートフォンのアプリで車両のロックを解除できる。利用後には、ユーザーの指定された支払い手段によって、利用料金が徴収される。

また、ready toアプリの新機能に、「ショッピングサポート」がある。これはユーザーが、家具店などの製品のバーコードをスキャン。するとready toアプリは、その家具がスマートの車内にどのように収まるのか、表示してくれる。

個人所有のスマート車のカーシェアリングのイメージ 個人所有のスマート車をカーシェアリングで利用するユーザー向けのアプリ「ready to」の最新版