BMW X4 新型発表会のペーター・クロンシュナーブル代表取締役社長《撮影 工藤貴宏》

「卓越した存在感を身に着けた。それを我々は『POWER OF STYLE.』と呼んでいる」

9月6日に日本デビューを果たしたBMWの新型『X4』。プレゼンテーションをしたビー・エム・ダブリュー株式会社代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏は発表会のスピーチでそう語った。

その注目ポイントに関して同氏は「彫刻のような深いライン」と「細いLEDランプ」を例に出した。たしかにそのどちらもまず目を引く部分であり、同時に新型X4を見た人に強い印象を与える部分でもあると納得できる。

またスタイリング以外での大きなアピールポイントとして「力強いパワー」「スポーティな運動性能」「ひとクラス上の高級感を持ったインテリア」そして「最先端のドライビングアシストテクノロジー」をあげた。


「力強いパワー」でいえば、日本導入モデルのパワートレインはボトムが252psの2.0リットル4気筒ターボエンジンを積む「xDrive 30i」、ハイスペック仕様が360psの3.0リットル6気筒ターボエンジンを積む「M40i」といずれも高出力のユニット。X3の心臓が、同じ2.0リットル4気筒ターボながら出力を184psとした「xDrive 20i」もしくはディーゼルエンジン搭載の「xDrive 20d」であることを考えれば、キャラクターの作り分けは明確である。

また、走りの味も差別化されている。

「サスペンションの設定をX3よりも硬めてあり、よりスポーティな走りを楽しめます。それもぜひ知ってほしいですね」と、BMWの日本法人でプロダクトマネージャーを務めるデクス・ビクター・ファン・ウネン氏。

新型X4は「M sport」仕様でなくても操縦性を高める「Mスポーツサスペンション」を全車に組み込んでいるのも興味深いところである。

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