メルセデスベンツは7月10日、次世代の新型EV大型バス、『eシターロ』(Mercedes-Benz eCitaro)を発表した。実車は2018年9月、ドイツで開催されるハノーバーモーターショー2018で初公開される予定。
eシターロは、標準ボディの2軸の都市向け大型バス、『シターロ』をベースに開発。シターロは都市向けバスのベストセラーモデルで、世界累計販売台数は5万台以上を達成している。
eシターロでは、バッテリーパックをモジュール方式で設計。これにより、航続に合わせてバッテリー容量を選択できる。さらに、最新の熱管理システムの導入により、エネルギー消費を大幅に削減させているのも、eシターロの特徴。
eシターロは、リアアクスルに電動ホイールハブモーターを2個搭載。最大出力340hp、最大トルク98.9kgmを引き出す。バッテリーは最大10個のモジュールで構成されるリチウムイオンで、蓄電容量は最大で243kWh。最大88名の乗客を輸送できる。
メルセデスベンツは、eシターロの先行受注を開始。量産は2018年内に開始する予定、としている。
メルセデス、次世代EV大型バス発表 2018年内に量産開始へ
2018年07月11日(水) 16時15分
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