6月8日、ポルシェは、創業70周年を記念するモデル『911スピードスターコンセプト』を発表した。度々スクープされてきたプロトタイプは、コンセプトモデルの市販型と予想されていたが、最終デザインを見る限りコンセプトとは別の「911スピードスター」となるようだ。
コンセプトモデルがレトロ調な外観であるのに対し、今回捉えたプロトタイプは『911カブリオレ』と『911GT3』の最新ミックスデザインが採用されている。
デュアルエキゾーストパイプ、フロントバンパー、ホイールはGT3同様。異なるのは、カーボンファイバー製ダブルバブルルーフやリアクティブ・リアスポイラーを装着している点だろう。またアクティブリアスポイラーの下には、第4のブレーキライトも確認出来る。珍しいが、恐らくスポイラーが上がった時に第3のブレーキライトが遮られるためと考えられる。
パワートレインは、911GT3から流用される4リットル水平対向6気筒NAエンジンを搭載。最高出力は500ps、最大トルクは459Nmを発揮すると見られている。
発表時期は、2019年まで公開されないという情報もあれば、新型『911』が発表される秋以前という情報もあり断定出来ない状況だ。今年は、スピードスターにとっても70周年記念イヤーとなる。そのため、誕生年の1948年と同じ1948台の限定生産と噂されている。
ポルシェ 911スピードスター、これが最終デザインだ!コンセプトとは別モデルに
2018年07月06日(金) 08時11分
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