JTBは、早稲田大学、渋川伊香保温泉観光協会、ソニー・ミュージックコミュニケーションズ(SMC)と共同で、漫画『頭文字D』とコラボした地域活性プロジェクトを伊香保温泉で7月2日(予定)より開始する。
群馬県渋川市にある伊香保温泉は、古くから多くの人々に愛されてきた、草津と並ぶ県を代表する名湯。急傾斜地に作られた石段の両側に、温泉旅館やみやげ物屋などが軒を連ねる。また周辺には『頭文字D』で主人公藤原拓海のホームコースのモチーフとなった聖地・榛名山がそびえる。
「頭文字D 地域活性プロジェクト」は、新たな視点で伊香保温泉を盛り上げるため、同地を舞台とした漫画「頭文字D」に着目した早稲田大学生のアニメツーリズムを通じた地域活性の企画から始まった。JTBでは、学生から出されたアイデアをもとに、『頭文字D』と「伊香保温泉」とのコラボレーションの実現に向け、観光協会、SMCと準備を行い、今回、伊香保温泉を舞台とする同プロジェクトを開始する。
プロジェクトでは、伊香保温泉を訪れた人に楽しんでもらえるように様々な企画を準備。JTBが運営する「るるぶトラベル」では、『頭文字D』のロゴが入ったカードホルダー付の宿泊プランを販売する。また、SMCが提供するアニメツーリズムアプリ「舞台めぐり」をダウンロードすると、伊香保地域の地図を見ながら『頭文字D』に登場する舞台(チェックポイント)を巡ることができるほか、ARを利用して『頭文字D』のロゴを自分の車に重ねて写真を撮影することもできる。
さらにアプリ内で課金をすることで、チェックポイントやARコンテンツ(原作に登場する車や登場人物)の追加、原作イラストが描かれたオリジナルカードがもらえるなど、楽しみが広がるようになっている。また専用宿泊プランを利用し、すべてのチェックポイントでチェックインをすると先着1000名にここでしか手に入らないコンプリートステッカーをプレゼントする。
「頭文字D」の聖地を巡るデジタルスタンプラリー開催、伊香保温泉活性化に一役
2018年06月26日(火) 20時30分
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