テスラ モデル3 の高性能モデル、「デュアルモーター・パフォーマンス」の量産第一号車がラインオフ

テスラのイーロン・マスクCEOは6月17日、EVセダン『モデル3』の高性能モデル、「デュアルモーター・パフォーマンス」の量産第一号車がラインオフした、と発表した。

モデル3は、『モデルS』の下に位置する小型EVセダン。テスラにとって、入門EVの役割を担う。モデル3の米国仕様は2グレードで構成。ベースグレードは、0〜96km/h加速5.6秒、最高速210km/hの動力性能。1回の充電で、最大355kmを走行可能。米国価格は3万5000ドルから。

「ロングレンジ」と呼ばれる上級グレードは、0〜96km/h加速5.1秒、最高速225km/hのパフォーマンスを持つ。1回の充電で、最大およそ500kmを走行できる性能を備える。米国価格は4万4000ドルから。

モデル3に追加される高性能グレードは、前後にモーターを積み4輪を駆動する「デュアルモーターAWD」のパフォーマンス仕様。強力なモーターと4WDの組み合わせにより、0〜96km/h加速3.5秒、最高速250km/h、1回の充電での航続はおよそ500kmの性能を備える。

6月16日、テスラの米国工場から、モデル3のデュアルモーター・パフォーマンスの量産第一号車がラインオフ。テスラのイーロン・マスクCEOは、「テスラチームの素晴らしい仕事を成し遂げた。わずか3週間で新しい組立ラインを構築した」と述べている。

テスラ モデル3 の高性能モデル、「デュアルモーター・パフォーマンス」の量産第一号車がラインオフを発表したイーロン・マスクCEO