米国のEVメーカー、テスラは6月9日、独自の急速充電ネットワーク、「スーパーチャージャー」の全世界における設置拠点が1万か所に到達した、と発表した。
テスラは2012年、独自の急速充電ネットワーク「スーパーチャージャー」の整備を開始。以来、世界中のテスラ車のユーザーが、快適に長距離ドライブを楽しめるよう、スーパーチャージャーの整備を進めてきた。
テスラ車のユーザーは、初めて行く場所でも、タッチスクリーンで目的地を入力すれば、ルート上にあるスーパーチャージャーを自動的に検索。プラグを差し込んでから充電が完了するまで約30分。充電が完了すると、スマートフォンなどにダウンロードしたテスラの専用アプリに、通知が届く。
ユーザーのアカウントには、スーパーチャージャー利用クレジットが付与され、毎年400kWh(約1600km)分の充電代が無料。年間クレジットを使い切った場合でも、ガソリン代よりも安い価格でスーパーチャージャーを利用できる。
テスラは6月9日、カナダ・オンタリオ州ベルビルに、世界で1万か所目のスーパーチャージャーを開設。設置開始からおよそ6年で、世界の急速充電ネットワークが1万か所に拡大したことになる。
テスラ、世界の急速充電ネットワークが1万か所に拡大…設置開始からおよそ6年
2018年06月11日(月) 12時15分
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