ダイムラーは4月17日、メルセデスベンツ傘下のスマートのEVが充電ステーションを利用する際、支払いが自動的に行えるシステムを開発した、と発表した。
従来、スマートEVは充電ステーションを利用する際、クレジットカードやスマートフォンアプリによって、課金されるシステム。ダイムラーはハブジェクト社と協力し、このプロセスを簡素化するシステムを開発した。
新たなシステムでは、国際ISO規格の「15118」によるプラグ&チャージのデジタル証明書を使用して、充電ステーションにアクセス。暗号化と署名システムのおかげで、セキュリティ面は従来よりも大幅に優れているという。
ISO 15118は、デジタル証明書に基づいて、車両と充電インフラ間の情報を安全にやりとり。車両と充電ステーションとの間の接続が確立されると、ドライバーからの認証データを暗号化された形式で送信。認証が完了すると、自動的に課金処理が開始され、支払処理が実行される。
ダイムラーは、スマート『EQフォーツー』と『EQフォーフォー』が、プラグ&チャージを可能にした初の量産EV、としている。
スマートEVに充電の自動課金システム開発…デジタル証明書で認証
2018年04月18日(水) 16時09分
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