リベルタの冷却インナー「フリーズテック」《撮影 山田清志》

すでに3月で夏日を記録した都市が続出し、今年の夏は例年以上に暑くなりそうな可能性が大だ。そんな中でもバイクに乗りたいと思うライダーは多いだろう。その時に役立ちそうなのが、リベルタ(本社・東京都渋谷区)の冷却インナーだ。(東京モーターサイクルショー2018に出展)

商品名は「フリーズテック」。特殊プリントで処理した繊維が、人の皮膚から発生する汗を吸収すると、その吸熱特製により繊維の温度が下がり、冷感を付与する。なんでもフリーズテックを着用し、約10秒後には生地の温度が1.4度下がるそうだ。

「昨年発売したのですが、生産数のほぼ100%を売り切ってしましました。今年は増産をしているのですが、すでに注文が多すぎて納品を少し待ってもらっている状況です」と同社関係者は嬉しい悲鳴を上げている。

当初は東南アジア地域に輸出を考えていたが、国内の対応で手一杯という状況が続いている。そのため、同社はさらに増産をできないかと検討しているという。なにしろ、都内は2020年の東京オリンピックを控え、至る所でビルなどの工事が進んでおり、その作業員用のインナーとして大きなビジネスチャンスになるからだ。

価格は長袖が5800〜8300円、半袖が5200〜5700円、パンツが5300〜5800円、ハーフパンツが4500〜5000円、アームカバーが3800〜4300円、ネックゲーターが2500〜3000円、ヘッドキャップが2100円だ。

同社関係者によると、一度着ると手放せなくなるそうで、試しにシャツの中に手を入れてみると、確かにひんやりとした感じがした。

リベルタの冷却インナー「フリーズテック」《撮影 山田清志》 リベルタの冷却インナー「フリーズテック」《撮影 山田清志》 リベルタの冷却インナー「フリーズテック」《撮影 山田清志》